昨日、SharePoint の個人プロファイルの写真データを Active Directory にエクスポートするために、SharePoint Server 上で ユーザープロファイルの同期を実行しようとしたところ、既に”同期中”ということでできませんでした。
不信に思い、調べてみるとイベントログに以下のようなメッセージが大量に出力されており、どうも先にスケジューリングされていたプロファイルの同期処理がエラー状態(イベントID:6398)となり”ふん詰まり”状態になっていたようです。
この状態になると、”停止”も不発に終わり、どうすることもできずちょっとハマッてしまいました。
そこでここでは、その状態を解除して、元の”アイドル”状態に戻す方法について書き留めておきたいと思います。
【User Profile Synchronization Service の再起動】
SharePoint Server 上で、「サーバーの全体管理」を起動して、「アプリケーション構成の管理」から「サーバーのサービスの管理」を開きます。
「User Profile Synchoronization Service」の「停止」をクリックして、サービスを、一旦、停止します。
続いて、「開始」をクリックします。
ユーザープロファイルアプリケーションの選択を確認し、サービスアカウントのパスワードを入力して、「OK」し該当サービスを開始します。
「サービスアプリケーションの管理」のサービス一覧から「User Profile Service Application」をクリックして、プロファイルサービスの同期状態を確認します。
”アイドル”に戻れば成功です。
以上で、ユーザープロファイルの同期における不測の状態からの復旧はおしまいです。
User Profile Synchoronization Service に注目ということですね!